飲食業のM&Aの考え方①(売り手の考え方)

 
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みなさんこんにちは。経営資金に悩んだ時に一番最初に見るサイトを運営しております山本将司です。

最近、いろんな業種の方が売却したいと相談に来られます。

弊社が東京に進出した経緯もあり、相談に来られる業種の1つに飲食業があります。

実際、飲食業のM&Aは複雑です。クリニックと同じくらい難しいと思っております。

そうは言っても飲食業のM&Aでお得感を得られることもあります。

今回と次回の2回に分けて飲食業のM&Aの売り手から見た場合と買い手から見た場合の考え方、それぞれご紹介致します。

飲食業M&Aの考え方①(売り手の考え方)

お店を売りたい時に現役のM&A仲介業者はどのように見ているのか。

まず1番最初に考えないといけないこと

それは「再現性」です

レシピがあって引き継げるかどうかということです。

飲食業だけでなく、例えば結婚したり、彼女にご飯を作ってもらったりする時にお母さんから教えてもらった味がちゃんと引き継げてないのと一緒でその料理をレシピ通り再現できるかどうかがすごく大事になります。

それによって様子が違ってきます。

再現性がYESとなるとP/Lを引き継ぐことができます。

なぜかと言うと、お客さんはそれがほしくてリピートするからです。

NOの場合はどうなるかと言いますと貸借対照表に係る資産だけを引き継ぐようになります。

これらは天と地のような差があります。

飲食のフランチャイズが流行る理由

フランチャイズってありますよね。

どうして飲食のフランチャイズが流行るのか。

実際に私はフランチャイズの飲食業の経営改善をしたことがあります。

その時にどこと競争しているのかと言うと、食べログで見るようなところと競争しているわけでなくコンビニと戦っています。

コンビニもフランチャイズの飲食店も全く同じことがあるんです。

それは「味が想像できる」ことです。

再現性がとても高いです。

飲食業をする人はメニューにすごく困っていると背景から伺えます。

だからフランチャイズが流行るんです。

再現性があってレシピが引き継げるかどうかで、できるかできないかを見比べています。

飲食業は数ある中でも1番M&Aが難しい業種の1つ

実際に銀行員時代から色々な飲食業のM&Aを見てきましたがだいたい10あって8ぐらいは再現性NOの方になってしまいます。

資産(B/S)の引き継ぎで最近食べログのアカウントや看板まで引き継げますということがあった時に再現性の部分を確保してお客さんとの間である程度確保されます。

カレー屋さんにカレーを食べに行くと思います。

そのお店が次は全然違う焼肉屋さんやりますとなると食べに行きたいものが違うので集まってくるお客さんの質がどんな人がいるのかが分かりづらいです。

なのでカフェがやりやすいです。

カフェにはたくさんのメニューがありますので、同じように再現されなくても70%くらいは再現されるのかなと考えると、YESの部分がある程度確保されます。

それを基に買い手と売り手で金額を調整してM&Aが成立します。

その後どんなに美味しいご飯を作って千客万来のお店でもこれを売りたいって事になると中々流行らない、買い手がつかないということになると思います。

さいごに

ここだけで批判されると一方的な考え方になってきますので買い手から見たらこういう風に買うといいですよという話を次回ご紹介させてもらいます。

最近、東京進出し、色々なお客さんに来て頂いてうれしい限りです。

今後とも弊社でしかわからない体験を生の声でお伝えしたいと思います。

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