サラリーマンが効率よく社長になるためのM&A①

 
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皆さんこんにちは

経営資金に悩んだときに一番最初に見るサイトを運営しております山本将司です。

6月26日にバトンズさん主催のセミナーでアドバイザーの講師として登壇させてもらいました。

全国の私どものようなM & A の仲介業者という名のアドバイザーは800社あります。

その中のメインとされている60社くらいの同業者の方がいる中で1番ネット上によく出てる買い手さんはサラリーマンの人達が多いです。

そのサラリーマンの人たちがどのように効率よく社長になれるのかというところをよくご相談されるみたいです。

ということは、サラリーマンで社長になりたいと思ってる人が多いということが分かります。

今回から何回かに分けて、M & A を繰り返すことによって効率よく社長になる方法をお教えします。

Contents

サラリーマンが効率よく社長になるためのM&A

自分のM&A戦略を立ててみよう

私どもも上場企業の相談が最近増えてきまして、その中で1番よくある内容が上場企業で既存のビジネスモデルで自分の会社を成長させることが難しい企業もあったりします。

1番最初に考える事は M & A を繰り返すことによって会社の時価をあげることです。

これと同じ事が中小零細企業にも言える事が最近分かりました。

具体的にどのようなプランを立てていけばいいかというところをお伝えします。

これを考えていただくと自分でも出来ると考えていただけるかなと思います。

まず例として、私どもがM&Aをサラリーマンの人がやりたいと相談を受ける時に必ず見るものがあります。

それは履歴書です。

どんな経歴でどんなことが得意だったかを見ながらどのような業種をご紹介するのがいいのかをまず念頭に考えています。

偏に言えるのが

初期の1年から3年目

ここは副業でもできる事業です。

このようなところから始めていくのが一般的にいいと思います。

大きい会社をいきなり買おうとした場合、内容が非常に良ければそのまま買える企業もありますが、1番悩ましいのは家族の同意が得られているかどうかです。

私の扱った案件で何件かありましたが、旦那さんはやりたいやりたいという熱意に押されて売り手がほだされてしまいました。

そしていざやらせてみようという話になった時に借入金を1億ロットで調達しないといけないとなると社長になりたい旦那さんはやりたいと思うのですが、奥さんがその価格の妥当性はどうなんですか?と聞いてきます。

それを素人に説明しないといけないため、相当な労力がかかります。

だから最初は社長ってこんなもんだっけ?経営ってこんなもんだ!と思案する準備する期間が大事だと思います。

副業でもできる企業を最初は探した方がいいです。

中期の4から6年目

貸借対照表の厚い企業

なかなかないですが借入がなく(あったとしてもなるべく少ない)資産のある会社を買わないといけないです。

なぜかと言うと、どんなに頑張ってもP/Lが厚い会社が資産形成となるとどうしても時間がかかります。

その時間を買いに行くことがどうしても必要になってくるのでB/S の厚い企業を購入する

そこの部分を M & A してうまく組み合わせていくことが必要だと思います。

後期の7年目以降

振り幅の広い案件・再生案件

ホリエモンも前にどんな会社を M & A するかの話の中で民事再生案件を好んで買うと言っていました。

民事再生案件の何が1番いいのかと言うと時価が確定しています。

裁判所がこの価格ですと言っているのでぶれようがないです。

M&Aをする時に1番難しいところはその価格が本当にその価格なのかが分かりづらいところです。

だから B/S の厚い会社である程度、仕組みがちゃんとできているような会社を選んで買う。

でもその前に価格の妥当性を把握することも、経営ってこんなもんですよと練習をする期間も必要なので最後にジャンプさせて振り幅の大きい会社を買われるのが1番いいと思います。

弊社にもよくこのような相談が来ています。

例えば自分のところが上場企業で管理者をしていて、自分で会社を再生させたい、だけどいきなり後期に来るとすごく難しい。

前にも何回かお話しましたが、再生案件はマーケットとずれているので利益を生んでない会社のマーケットをずらす作業は僕らみたいなプロでも相当勉強して取り組まないとリスクがあります。

いきり後期から来ると資金調達しながら中期・初期の方に持っていけないです。

最初は働きながらできる・収入を確保しながらやる

最後に融資を使いながら大きく伸ばしていくことができます。

だけど最初に後期から行って失敗すると買ったものがうまく回せてないじゃない。

それなのにどうしていい会社買おうとするのか、

今のところができていない時点でこの人経営者としてどうなのと銀行員は見るので非常に後がやりにくいです。

だから最初はスモールスタートから入ってだんだん資金調達しながら色んなグルーピングをとっていって、大きくしていくことが大事です。

成長期のこの部分が非常に大事になります。

まとめ

今までの経営零細企業がここまでのことをやることは基本的にありませんでした。

127万社倒産する話があってその中で M & A で救えるのは約20%の部分とお話しさせてもらいました。

少なからず20%の部分というのは出てきます。

弊社も扱っていまして、何でこんな優良な会社が売りに出てるのといった物件が結構出たりします。

そういった物件をサラリーマンの人は融資を調達して買われたらいいと思います。

その前に経営者としての資質はどうなのというところを示すために初期の部分をやっておかないといけないということになります。

今日はサラリーマンが効率よく社長になるための M & Aでご自身の M & A の戦略をどう立てていくのかとプラン建ての考え方のコツをお話しました。

次回は初期の部分の副業でもできる企業を深堀ってお話しします。

最近セミナーの数も増えてまいりまして、有難いことに私も1ヶ月に大体3本ぐらいセミナー講師の依頼を受けます。

そこで弊社の YouTube 見てくださいねと言うと2人、3人チャンネル登録者数が増えてますので非常に嬉しく思っております。

普通の一般論じゃないようなところをなるべくお話して、より興味深いようなお話しをさせてもらいます。

チャンネル登録よろしくお願いします!!

 

 
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