M&Aを使った一般的な事業再生手法②

 
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皆さんこんにちは

経営資金に悩んだときに一番最初に見るサイトを運営しております山本将司です。

前回、立ち行かなくなって借入金の残高がすごく多く、自主再建が難しい会社のM&Aの手法をお話しました。

その時に会社の価格は適正な価格になった上で事業を売却すると説明しました。

その事業に対して買い手はどのように見ているのかをお話します。

今回は刺激的な内容になります。

何故かというと、私どもはいろんな会社の社長さんとお話させてもらうのですが、その中で気づいたことがあります。

次章以降でお話する内容を買い手が必ず口にします。

実際に売る側と買う側どちらの立場になって考えてみても納得頂けるかと思います。

ここの部分を念頭に置いて買い手と売り手それぞれのお客さんと一緒に今後どのようにしていくか弊社は考えております。

M&Aを使った一般的な事業再生手法

買い手が買収事業をどのように見ているか、どのように活かそうとしているか。

主に2つあります。

1・現代風のビジネスに切り替えられるか

黒字企業でも古い会社ってなかなか買い手がつかないケースがあります。

何故かというと、ビジネスモデルが古いからです。

例えばネットを使って集客できるなど幅広に売っていけるような商材がある。

そのようなところを特に注意して見ています。

古いビジネスモデルを刷新するためのビジネスプランを構築できるか、これが重要です。

すごく儲かるクリニックがあったとします。

しかし、田舎の僻地にあるクリニックは買い手がつきにくいです。

いつまで経っても人口が減少していく中で、そこしかないから今儲かっているだけです。

1億円の売り上げを10億円に伸ばすところが基本難しいと思われます。

どの事業もそうですがビジネスモデルが古いと売れません。

弊社でよく取り扱っている会社さんですごく売れているのは創業して10年ぐらいの会社がよく売れます。

少々割高かなと思っていても何故買い手がつくのかというと1億円でも10億円にするだけのビジネスプランを後から構築できる想像力があるからです。

2・自分(買い手)がその仕事に従事できるかどうか

買い手がその事業の最前線に立てないと事業は伸ばすことはできません。

売り手の社長さんと面談をしている時に私の思いを継いでくれる人を探します。

このような事をよく聞きますが、ここについてはかなり私は否定しています。

だってお宅は赤字じゃないですか。

今の世の中のお客さんに必要とされていないから赤字繰欠債務超過になって立ち行かなくなってくるんです。

その思いを引き継ぐということは赤字を引き継いでくださいと言いているも同然です。

そこは売り手は一切喋ってはいけないです。

買い手からするとどのように思われるのか

自分が最前線に立ってこの会社をどのように経営するのだろうというところから入ります。

0から創業したら3000万円ぐらいかかるが、赤字繰欠債務超過でも既存のお客さんを持っている部分で500万円から750万円で買えるのであれば時間を買うって意味でもあるかも知れないです。

お客さんを使ってうちはコンテンツを入れ伸ばしていこうみたいなところが出てきます。

売り手の社長さんは絶対と言ってもいいぐらい最前線に立てません。

むしろ立たせてはいけないんです。

だから買い手の社長さんが新しいやり方でリフォームにかける資金をつぎ込んで今風のビジネスモデルに組み替えていくところを見ています。

上記の2つがないとM&Aまでに至らない。

つまり「タダで譲ってもらってもやりたくない」事業になります。

価格の部分をかなりミニマムに抑えて社長さんとお話をします。

買い手の社長が必ず言っていることがあります。

お金じゃないんです。

お金じゃなく、自分だったら事業を大きく伸ばすことはできないだろうと思っています。

買い手の社長さんとはどんな社長さんなのか

売り手の社長さんの倍、大きいような会社の社長さんが見て、自分の会社を大きく伸ばすことは難しいだろうなと思っています。

なので、タダで譲ってもらってもやりたくない・わくわく感がないです。

何故かというと、今風のビジネスモデルで困った人たちがいるからこのようなビジネスを起こせば自分の考えた通りの方向性にもっていけるというイメージができないといけません。

だからタダでもやりたくないと思われます。

まとめ

以上から考えられることは世の中の会社127万社が倒産すると言われている中でM&Aで救えるのは約20%と言われています。

なので弊社はどのように見ているのかというと今の事業をある資金の中でリメイクして、その中からうまく廃業していけるのかどうかも見ています。

だから売ありきで事業再生を考えるということは無理がありますので、銀行と協力していきます。

例えば前回お話したBadの部分をあえて破産させずにGoodの部分でより儲けてBadを少しずつ返していく。

銀行と手に手を取って知恵を出しながら1つ1つの案件に取り組んでいくというところが非常に大事になってきます。

だからこそM&A仲介業者が必要になってくるんです。

前回と今回でM&Aを使った事業再生手法を説明させてもらいました。

弊社は通販と不動産のM&Aでは全国1位の成約実績がございます。

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