実現性の高い改善計画・アクションプランの考え方作り方

 
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喜創産業山本将司です。

今回は実現性の高い改善計画・アクションプランの考え方作り方についてお話しします。

Contents

アクションプランとは?

まずアクションプランって何?と思う方もいると思いますが、お金を返せなくなった人が銀行に元金の返済を止めてくださいと申込んだ時に必ず改善計画を作成します。

その計画の中で具体的には何をしたらいいのか(例えば給料減らしますリストラしますなど)期日・数値・行動などを定めるものです。

そして新しい事業をどう起こし、お金を稼いでその中から返済していくプランのことをアクションプランと言います。

事業改善計画で一番大事なのはアクションプランです。

いろんな方の経営改善計画を見ていますが、正直ワクワクしないものが多いです。

そのため銀行員から見て、一緒にやってみよう・こちらが管理しますと思われるようなアクションプランの考え方と作り方をお教えします。

①経費の削減が先・売上を立てるのが後

経費を削減することが1番キャッシュフローを作るときに簡単です。

だからと言って、あれもこれも削ると売上を立てるのは難しいです。

そのため支出の部分は最低限少なくしてください。

その中で新しく事業で売上をどのように立てていくかの数値化(見える化)です。

そこを図っていくといいと思います。

皆さんもよくやっている方法なのですがここからがちょっと変わってきます。

②今の既存顧客に対して、何ができるかというところを考える

ここは非常に大事なところです。

既存顧客へ提供するサービスの領域を広げ、お客さんに浸透させることによって収益性を高めます。

そのため新しい商売は既存のお客さんから起こしてください。

③mass(マス)を取る

1対1万とよく言いますが最近では飲食業でもなんでもネットに絡めて話をします。

いかに商材をずらして幅広いお客さんから収益を得るかが大事です。

④できることから着実に実行すること

色々並べすぎて実際にできるの?と言う問題がでてきますので見える化をして分かりやすく表現することが大事です。4つ目が1番大事なところです。

では具体的に介護事業で説明します。

最近の介護事業は保険業務の医療介護同時改定が2年に1度あります。

そのため保険業務の部分が絞られてきて新しい事業を起こすことが難しくなりました。

その中で新しい事業をやりなさいと言っても介護保険を請求していれば収入を得ることができていた人たちにとって、介護保険に頼らない事業を考えることは難しいと言う問題が出てきます。

新しく高齢者のゾーンにどう入ったらいいのか、どのようなサービスを提供したらいいのか、分からない人が多いです。

上手くアクションプランを作ることで保険業務の領域から脱出して、高齢者全体に広げて自らお客さんに新しいサービスを起こしてお金を頂くというようなプランを考えていかないといけないです。

まず既存のお客さんから新しい収益をどのように稼ぐのかを考えます。

例えばマッサージ屋さんで保険診療をもらっている針灸の人が訪問でも行っているとすれば買い物代行をしてみるなど。

その時にネットなどを使って新規顧客を作っていくことを同時進行で行います。

しかし新規顧客をネットの部分で集めると事業構造を作ることが難しいです。

どうしても時間がかかったりもしますので、先に既存顧客でお金を稼ぐことを考えて

そのあとで新規顧客が加熱してきて、既存顧客と新規顧客の2つの部分でお金を生み出します。

このような方法を行えば今の領域をうまく抜けていくケースが多いです。

私が過去に行ってきたケースでいくと3つあります。

例えば飲食業→料理教室

介護業→笑いヨガ

歯科医→予防歯科

集客してお客さんに教室というかたちでサービスを提供します。

高齢者に対してどのようなニーズがあるのか。

既存顧客の中からコレが必要という仮説が立てやすいものがあります。

笑いヨガは既存顧客のところからまず簡単に足元からできるような教室業は何かないかなというところから新しく作って新規顧客を開拓しました。

最後に歯医者さんも銀行時代に行いました。

予防歯科ってありますよね。

歯医者は事前認知産業です。

歯が痛くなったら行きますよね。

逆に歯が痛くないと歯医者には行きません。

痛くなる前から診療しておきましょうねという告知を行って既存顧客から獲得していきながら新規顧客も獲得できる方法があります。

メディアで発信したりしますが、予防歯科のお客さんが増えてくると一般の虫歯などでの診療のお客さんは減っていきます。

そうすると院長の仕事量は減って楽になります。

そのため経営の勉強が出来たり、新しい商材開発ができたり2店舗を作ることも可能になってきます。

これをすることにより利益をもらう仕組みを変えていく中で銀行の借入に依存しない体質を作り上げることが出来ます。

さいごに

 

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