元銀行員が教える!失敗しない起業 商売・マーケットの選び方

 
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喜創産業山本将司です。

今回は失敗しない起業 商売・マーケットの選び方をお話しします。

弊社に相談に来られるお客様の大半はサラリーマンで独立起業したい人です。

ですが実際のところ起業したいけど、なにをしたらいいのか分からない人が多くいます。

今回は起業するにあたり、どのように考えたら良いかお教えします。

ポイントは3つあります。

Contents

①場所を選ばない商売を選ぶ

今後日本の人口は減少していき、都市圏に集中します。

そのためマーケットが大きくなっていくところを選ばないといけません。

商売においていい場所とは儲かる場所です。

 

喫茶店の場合

新宿と町田で比較します。

まず新宿

新宿のお困りごとは人が多く、打ち合わせをする場所が無いです。

スターバックスはいつ見ても長蛇の列で時間がかかります。

そのため新宿で純喫茶を開けば流行るかもしれないと考える方もいると思いますが

残念ながら失敗する確率のほうが高いと思います。

新宿の喫茶店の売上が1億円で町田市の喫茶店は(新宿の半分のマーケットで)売上が5000万円と考えたとき経費や地代家賃の部分がかなり変わってきます。

経費や地代家賃を全部引いて新宿店では3000万円・町田店では4000万円の利益が残ります。

都会より少し外れた地域や地方の方が儲かる立地がたくさんあります。

いい場所=儲かる立地だと思って頂けたらと思います。

飲食店を開きたい人が創業支援をしてくださいと相談に来る場合は自分が開きたい立地と店舗をよくリサーチするべきです。

特に希望の物件で以前に飲食業が入居していた場合、なぜ前のお店が潰れてしまったのかを調べておかないと利益の部分で損をすることになります。

②ライバルが少ない場所で戦う・無駄な戦いをしない

店舗販売とAmazonとTV通販で比較します。

売上のところで店舗販売は1000万円・Amazon5000万円・TV通販4億円の場合

粗利としてはそこまで割合は変わりませんが何が違うのかというと経費の部分が違います。

TV通販では広告宣伝費に1億6000万円かかっています。TVの広告料は売上のだいたい半分です。

Amazonの場合だと2000万円の経費、店舗販売が400万円で一番経費がかかりませんが、

TV通販の売上のロットが一番大きいので最終的な営業利益でもTV通販が多く残っています。

なぜかというとライバルが少ないところを選んでいるからです。

TVに出せるような商材を作ろうと思うとなかなかハードルが高いですが、そこに敵はいません。

広告宣伝費が結構かかってしまうからです。

そのためマーケットをしっかりと考えて利益を組み立てていくと自然と売れていきます。

③自分のしたいことはできることなのかどうか

壮大な夢を語るのは自由ですが、本当に実現できるのかどうかが問題です。

それを私に叶えて欲しいから相談に来る人はM&Aも起業も成功しません。

勉強が足りていないのでしたいことが見えていてもそこに辿り着くまでにどうしたらいいかが分かっていないです。

そのためまずは少しずつでもいいので勉強をしてどのような商売を選ぶかを考えてみてください。

今回のまとめ

①いい場所=儲かる場所

もしくは場所を選ばない商売を選んでください。

②ライバルが少ない場所で戦う・無駄な戦いをしない

③自分のしたいことはできること?

自分のしたいことと、自分の能力の整合性を整えてください

熱意もあってやりたいことはあるけれど手法が分からないので教えて欲しいという方は弊社に是非ご相談ください。

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