銀行融資に頼りすぎると業績が下がる!? 提出する“○○”が会社を弱くする本当の理由とは?

query_builder 2025/11/03
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はじめに:融資が受けられることが“安心”とは限らない
「とりあえず銀行から借りられればなんとかなる」
「融資が通ったから経営は大丈夫」
-そんな風に思っていませんか?
今回の記事では、銀行融資に頼りすぎるとむしろ業績が低下してしまうという逆説的な現象について、元銀行員の視点からわかりやすく解説されています。
キーワードは「提出する○○」。あなたの会社の将来を左右する“落とし穴”に迫ります。

ポイント①:銀行が求めるのは「決算書」。でもそこに落とし穴が?
・銀行融資の審査で最も重視されるのが、決算書
 ・多くの経営者が「銀行に好かれる決算書」に合わせて数字を“整える”ようになります。
たとえば、利益が出ていても節税のために赤字にしたり、
過度な設備投資や借入を「評価される構成」に仕立てたり。
・本来は“経営判断”のはずが、“銀行受け”に左右されることで経営の軸がブレ始める。

ポイント②:「銀行対応型決算」は経営者の視野を狭める
・銀行の指導に素直に従いすぎると、「投資=悪」「赤字=ダメ」といった考え方に固定されてしまう。
・本来必要な設備投資やマーケティング投資を見送り、
成長機会を自ら逃すことにつながるケースも多い。

・会社の数字が“守りの姿勢”に染まり、業績はじわじわ低下していく。

ポイント③:融資は“目的”ではなく“手段”である
・銀行からの融資を「ゴール」にしてしまうと、経営の主語が“銀行”になります。
・本来は、「何をするために」「どんな成果を出すために」お金を使うかが重要。
しかし銀行の評価を気にするあまり、お金の使い方が硬直化しやすくなる。
・結果として、会社の“成長のための冒険”が消えていく。

銀行に頼りすぎる会社の特徴とリスク
      特徴              リスク
銀行の言うとおりに決算書を調整 数字はきれいだが実態とズレが出る
設備投資や人材投資に消極的      成長力が失われていく
銀行への報告書類ばかりに注力  顧客への価値提供が二の次になる
融資が通ることに安心しきる     事業戦略の再構築が遅れる


明日からできる!経営の視点を取り戻すアクションリスト
・融資申請前に「資金使途の目的」と「将来のリターン」を紙に書き出す
・決算書を銀行だけでなく「社内経営判断の資料」としても活用する
・銀行向け資料と、自社向け財務指標を明確に区別して作成する
・「借りられるか」ではなく「どう使って、どう儲けるか」に思考をシフト
・銀行との関係を“従属”ではなく“対等なパートナーシップ”と捉え直す


まとめ:銀行に評価されることと、会社が伸びることは別の話
銀行融資は、経営における“燃料”であって“ナビゲーション”ではありません。
会社をどこへ向かわせるかは、経営者の意思にかかっています。
その意思が「銀行の顔色」ではなく、「お客様に何を提供するか」「社員にどんな未来を見せるか」に向いていれば、
自然と業績は上がっていく -この動画が伝えたかった本質は、そこにあります。


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