銀行はどんな人に、何のために融資するのか?元銀行員が解説する「審査の本質」

query_builder 2025/10/14
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はじめに
「銀行って誰に融資してくれるの?」
「何に使うためなら融資してもらえるんだろう?」
そんな疑問を持つ経営者や起業家に向けて、今回の記事では、“銀行が貸したい相手”と“融資の用途”に注目した審査の本質を、元銀行員がわかりやすく解説しています。特に「本社と事業所の所在地が異なるため、保証協会融資が断られたケース」を題材に、具体的な判断基準に迫ります。


 1. 「誰に貸すか」—信用ある経営者か?
銀行が注目するポイントは以下の通り:
・経営者の返済能力・資金管理能力
・過去の経営実績や信頼性
・信用情報や人格面での評価
→ 「人」に対する安心感がなければ、用途が優れていても融資は難しい。

2. 「何に貸すか」—融資の目的は合理的か?
融資審査では、用途の具体性と合理性が非常に重要です。
・設備投資なのか、運転資金なのか?
・そのための資金配分は明確か?

・投資効果をちゃんと説明できているか?
→ 無目的な資金調達は、出金の根拠が曖昧と判断され、NGとなります。


保証協会付き融資で「本社と事業所が違う」場合の対応策
記事では、こんな事例を紹介しています:
・本社と事業所が異なるため、保証協会が管轄外と判断し拒否
・このようなケースでは、以下のような対策が必要:
 1.銀行と協会の管轄地域を確認し合う      

    2.本社と事業所の事業内容・収益構造を明示し、管轄の適正化を図る      3.書類で「本業に関連する用途」であることを再整理する
→ 銀行に正確な用途+経営者としての信頼が伝われば、再申請の余地が出ます。


まとめ
・融資審査では「誰に」と「何に」に対する銀行の信頼が不可欠
・経営者の返済能力と人格も大きなチェック項目
・用途(資金使途)は具体的で数字とともに説明できることが必須
・保証協会の管轄や書類不整備が原因で断られた場合は、再整理して提出し直すと通る可能性あり


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