銀行員が見抜く「危ない決算書」の3大特徴とは?倒産予知のサインを元銀行員が解説

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はじめに
黒字なのに倒産する -これは決して珍しい話ではありません。では、金融機関は決算書から何を読み取り、どのような会社を「危ない」と判断するのでしょうか?本記事では、元銀行員が教える“倒産予兆のサイン”を解説します。


1. 売上は伸びているのに現金が減っている
一見好調に見える企業でも、売上増に対して現預金が減少している場合、資金繰りの悪化が懸念されます。主な原因は以下の通り
・売掛金が増加し、入金が先延ばしになっている
・仕入れや人件費などの支払いが先行して発生している このような「キャッシュアウト先行・キャッシュイン後回し」の状態は、資金ショートに繋がる重大なリスクです。


2. 利益が出ているのに借入金が増えている
成長中の企業にありがちですが、営業利益が売掛金や在庫として資金化されていない場合、実質的に手元資金が不足します。このため、新たな借入れで補填する状況が発生します。銀行が嫌うのは、こうした“利益と借入れの不整合”です。


3. 固定費が過大になっている
家賃や人件費などの固定費が売上に対して過大であると、売上減少に耐えられず、すぐに資金繰りが逼迫します。特に教育事業や多店舗展開している業態では、集客不足により高額な家賃が重荷になる例が多数報告されています。


まとめ
黒字倒産を防ぐには、「現金の流れ=キャッシュフロー」に目を向けることが最重要です。売上や利益の額面だけで安心せず、資金の動きや固定費の水準を定期的にチェックすることが、経営の安定に繋がります。


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