「売上ゼロ」でも通る事業計画書の極意を金融のプロが解説

query_builder 2025/09/01
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はじめに
創業間もない、あるいは新規事業を始めるにあたって「売上実績がない」という状況は珍しくありません。しかし、それでも金融機関から融資を受けることは可能です。本記事では、金融のプロである山本の解説に基づき、「売上ゼロ」でも融資が通る事業計画書の作り方を丁寧に解説します。


1. 構想のリアルさが鍵
売上実績がない場合、重要なのは「これからどう売るか」をリアルに説明する力です。市場ニーズを正確に捉え、誰に・どんな理由で・いくらで売るのかを明確に示す必要があります。実例として、特殊な中古トラックを組み立てて販売する事業では、価格の妥当性と販売先の確実性が裏付けとなり融資を獲得しました。


2. 自分がやる理由=ストーリーの力
実績がなくても、「なぜあなたがこの事業をやるべきか」を伝えるストーリーが審査官の心を動かします。地域のため、家業の継承、個人の使命感など、小さな理由でも構いません。島根県の離島で唯一の業者を守るための融資成功事例は、ストーリーの力の好例です。


3. 数字の再現性と裏付け
融資を成功させるためには、計画の数字が現実味を持っているかが大切です。「単価×客数×頻度」などのロジックに基づき、売上や支出を算出します。フランチャイズ加盟などでも、自分の言葉でその損益モデルを説明できることが必要です。


4. 複数の計画案(A/B/Cプラン)を準備
ひとつのシナリオだけでは融資審査に弱いとされます。理想のA案、次善のB案、最悪の場合のC案など、複数の出口戦略を用意し、いずれも現実的な道筋であることを示すことがポイントです。


5. 金融機関は手続きを見ている
金融機関は「顧客の成長性」よりも「手続きの正当性と整合性」を見ています。保証協会の基準に合致しているか、数字と背景の整合が取れているかが重要です。制度融資の枠組みに自社の事業を当てはめることで、実績がなくても融資は通ります。


まとめ
「売上ゼロ」でも融資が通るかどうかは、構想、ストーリー、数字、手続きの整合性にかかっています。これらを丁寧に整えることで、金融機関は納得し、融資が実現します。将来的に成功を掴むためにも、今こそ事業計画書をブラッシュアップしましょう。


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