あなたの会社はどの段階?資金繰り悪化4フェーズの特徴と対策

query_builder 2025/06/01
ブログ画像

はじめに

資金繰りに悩む企業には、共通して「4つのフェーズ」が存在します。本記事では、それぞれのフェーズの特徴と、具体的にどのように対処・改善すべきかについて段階ごとに解説します。


フェーズ1:黒字だが目標資金に届かない段階
黒字決算であっても、目標とする資金に届かず、メインバンクだけでは調達額が不足している企業です。ここでは以下のような戦略が有効です。
・返済期間の延長や借入期間の調整により、融資可能額の拡大を図る
・保証協会+プロパー融資の組合せで調達額を増やす
・信用金庫や地方銀行など、他の金融機関の協力を取り付ける
・借入のピークを早めに作り、返済実績を積んで将来の信用を高める


フェーズ2:赤字化+新規融資困難
この段階では、既に赤字となり新たな融資が厳しい状況です。ただし、まだ税金や社会保険の未払いは発生していません。対策は以下のとおりです。
・赤字の原因を明確にし、「収益構造の改善」と「資金繰りの見直し」を並行して進める
・売上向上策または固定費削減策のいずれかを実行可能な計画として提示する
・税務署や年金事務所に対して、説明と猶予交渉を行う


フェーズ3:滞納発生段階
税金・社会保険料の滞納が始まり、銀行融資もストップしている状況です。
・猶予交渉とともに、赤字解消の具体策(アクションプラン)を説明し、信頼獲得を目指す
・滞納額の規模(3000万円以内)を把握し、計画的に分割返済の提案を行う
・財務キャッシュフローではなく、営業キャッシュフロー(営業利益)を中心に再構築を図る


フェーズ4:人件費や仕入先への支払いが困難
最終フェーズでは、日々の支払いもできず、いよいよ「資産売却」や「事業縮小」に踏み切る必要があります。
・セールアンドリースバックでの資金化や、不要資産の売却を実施
・支払猶予交渉や分割払いによる調整(例:1000万円を100万円ずつ10回払い)
・採算の合う事業だけを残し、採算の悪い部門は停止・撤退する


結論:段階に応じた具体策と出口戦略の設計がカギ
資金繰りの悪化は「放置すれば進行する病」のようなものです。だからこそ、早い段階でフェーズを見極め、適切な対応を取ることで、自社の再建可能性を最大限に高めることができます。特に営業キャッシュフローの改善と信頼回復に向けた説明力が、乗り越えのポイントとなります。
資金繰りにお困りの方は、ぜひ専門家の支援を得ながら、自社に合った対策を講じていきましょう。


----------------------------------------------------------------------

経営資金に悩んだときに
一番最初に見るサイト

株式会社喜創産業

住所:広島県三原市和田3丁目2-40

電話番号:0848-29-6828

----------------------------------------------------------------------

NEW

VIEW MORE

CATEGORY

ARCHIVE

TAG