ネット情報が原因で銀行融資NGはよくあります 対策と銀行の裏側を解説します
1. はじめに
銀行融資を申請する際、企業の財務状況だけでなく、ネット上の情報も審査対象となることをご存知ですか? 本記事では、銀行がどのようにネット情報を活用し、融資の可否を判断するのか、またそれに対する企業の対策について解説します。
2. ネット情報が銀行融資に与える影響
銀行は、申請者の財務データやビジネスモデルだけでなく、ネット上に掲載されている情報もチェックします。
○銀行が確認するネット情報の例
・ニュース記事・SNS投稿: 企業や経営者の悪評や訴訟情報
・掲示板サイト(5ちゃんねるなど): 内部告発や風評被害の可能性
・FacebookやLinkedIn: 交友関係や取引先とのつながり
・企業のホームページ・口コミ: ビジネスの健全性や顧客満足度
○影響を受けるポイント
・反社会的勢力との関係が疑われる場合
・経営者の過去の不正行為やトラブルが報じられている場合
・悪評が広がり、企業の信用が低下している場合
3. 実際の事例
具体的な事
事例①: 焼肉店のオーナーが過去に反社会的勢力と関係があったと噂され、銀行融資が拒否された。
事例②: 飲食業の経営者が匿名掲示板で誹謗中傷され、銀行が信用調査を実施。
事例③: 企業の代表者が過去に詐欺事件で告発され、ネット記事が残っていたために融資が却下された。
4. 企業が取るべき対策
銀行融資の審査で不利にならないために、以下の対策を講じましょう。
① 定期的なネット情報のモニタリング
・Google検索で会社名や経営者の名前を定期的にチェック。
・企業の評判をモニタリングするツールを活用。
② ネガティブな情報の削除・対応
・誤った情報が掲載されている場合、適切な手続きを通じて削除依頼を行う。
・正しい情報を発信し、悪評に対抗する。
③ 銀行との積極的なコミュニケーション
・銀行に誤解を招かないよう、事前に説明を行う。
・必要に応じて証拠を提示し、ネット情報が正確でないことを証明する。
④ 企業の信頼性を高める施策
・ホームページやSNSでポジティブな情報を発信。
・顧客の口コミや事例紹介を増やし、良いイメージを確立。
5. まとめ
ネット情報が原因で銀行融資が拒否されるケースは珍しくありません。企業は自社の評判を常に管理し、銀行との良好な関係を築くことが重要です。定期的なモニタリングと適切な対応を行い、資金調達の成功につなげましょう。
経営資金に悩んだときに
一番最初に見るサイト
住所:広島県三原市和田1丁目6-37
電話番号:0848-67-4273
NEW
-
2025.04.18
-
2025.04.17信用金庫の融資が変わ...はじめに低金利時代が終焉を迎え、信用金庫や地方...
-
2025.04.16粉飾決算で逮捕──他人...はじめに2021年に起きた粉飾決算による詐欺事件で...
-
2025.04.15資金調達の本質は「課...はじめに資金調達において「いくら借りられるか」...
-
2025.04.14信用金庫はなぜ危機に...はじめに近年、信用金庫の貸出残高が伸び悩んでお...
-
2025.04.13クロネコヤマトと日本...はじめに2024年、クロネコヤマト(ヤマト運輸)と...
-
2025.04.12建設業で利益が出ない...はじめに建設業界には長年続く“慣例”が存在し、そ...
-
2025.04.112店舗目で失敗する経営...はじめに飲食店や小売などの店舗型ビジネスにおい...
CATEGORY
ARCHIVE
- 2025/0417
- 2025/0330
- 2025/0228
- 2025/0131
- 2024/1232
- 2024/1130
- 2024/1019
- 2024/0917
- 2022/121
- 2021/081
- 2021/023
- 2021/011
- 2020/093
- 2020/081
- 2020/073
- 2020/064
- 2020/034
- 2020/024
- 2020/011
- 2019/1213
- 2019/1114
- 2019/109
- 2019/092
- 2019/082
- 2019/073
- 2019/067
- 2019/055
- 2019/045
- 2019/032
- 2019/013
- 2018/123
- 2018/114
- 2018/103
- 2018/091
- 2018/083
- 2018/076