創業に向いている人・承継に向いている人②

query_builder 2019/10/17
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前回社長とサラリーマンの基本的な考え方の違いとして役員報酬がありますと言うお話をさせてもらいました。

今回は創業に向いてる人と承継に向いてる人がこのような分類に分けられるところを説明させてもらいます。

一概にこれが正しいというものではないですが、過去に数々の M&A仲介をさせて頂いた私の経験の中でこのようなとことが正しいのかなと、感想でしかないですがご紹介させてもらいます。

創業に向いている人 M & A (承継)に向いている人②

「創業に向いている人」はどんな人?

①既にやりたいことがある人

②家族に所得がある人

③コネがある人

この3つがあげられます。

それに比べて承継に向いている人というのは自己資金がある人実行力のある人に分けられます。

まず、①の既にやりたいことがある人は正直、創業から行った方がいいです。

承継は元々過去からお金を掴んできている仕組みをを買って事業を起こしています。第2創業といったところではありますが、なかなか思うようなものには出会わないです。

例えば中古で家を買ってリフォームをする時に思った間取りじゃなかったりしますよね。

創業と言うのは、最初から土地を買って家を建てて、自分が思っていたものを作ってそこから運営していくことになります。

その方が思った事業を起こせると思います。

2つ目に「家族に所得のある人」は財務的にはマストだと思います。

承継だと事業予測が読めますが創業は読めないんです。

だから家族に所得がある人は所得もある程度見ていきながら2年ぐらい事業計画を立てる中で家族にももしかすると生活費を見てもらわないといけないかも知れないです。

今までサラリーマンやっていた人たちはある一定の地域でしか仕事をやっていない人が多いです。

承継でも独立すると色々な遠方に行ったりする機会が増えてきますので二重生活になったり、最初のうちはお金を生んでいない時が絶対出てきますので、その時に家族の所得の支えが必要になってきます。

3つ目に「コネのある人」はどういうことかと言いますと仕入先とか販売先です。

最初にお金を集める時に何かしらのコネがあるところに準した仕事をやって行くのがいいと思います。

私は身内にコネはなかったのですが銀行員時代の取引先の税理士事務所さんからサポートを受けて創業した経緯があります。

お取引先のお困り事項と言いますか、税理士の先生で考えると経営コンサルを苦手としている人が多かったりするのでその人たちから事業計画を作ったり、銀行交渉一緒に行ったりそのような仕事をすることで最初に顧問増やしていきました。

「承継に向いている人」はどんな人?

承継に向いている人は自己資金のある人です。

創業は無いところからスタート出来ますし、副業でやりながらスタートすることもできます。

承継は退職金も含めてある程度の自己資金がある人じゃないと会社はなかなか買いづらいです。

今後メルマガで配信させてもらえたらと思っておりますが、会社を自己資金がない人が買うと色々な弊害が出ます。

売り手にとって〇〇じゃないと承継が出来ない・普通に株を買うよりも売り手の方が税金を負担しないといけない、それをどこで補っていくのかといった様々な問題が出てきます。

なのでやはり自己資金がある人じゃないと難しいと思います。

調整が非常に難しくなってきますので私どものようなアドバイザーが必要だと思って下さい。

創業も実行力のある人が大事だと言われている人が多いと思いますが、ここで言う実行力と言うのは「人の話に疑問を多く持つ方が承継に失敗する」例が多いです。

引き継ぐ側の方は売り手の社長さんから聞いた話を聞いて、まず1年2年はそっくりそのまま疑問も持たずにやれる人が必要になってきます。

何でそんなことしないといけないのかと思う人は最初から事業が再現できないという問題が出てきます。

だから承継には向いてないと思います。

過去の事例を言いますとフリッツ・ハーバーという人がいました。

毒ガスを作った人です。

フリッツ・ハーバーはノーベル賞を受賞した人でもあります。

すごく偉大な人でハーバーボッシュ法と言う肥料を作る製法がありますがこれが開発されていなかったら世界中の食料需給人口は20億人止まりになっていました。

なのでこの人がいなかったら世の中が平和になっていなかったのではと、私は思います。

しかしそんな偉大な人も事業承継、親族内承継を実は2回失敗しています。

1回目は親にあなたが長男だから引き継ぎなさいと言われたこと。

しかしその時にフリッツ・ハーバーは他にやりたいことがありました。

なので会社から逃げ出してもう1度自分で研究の方に打ち込み、仲違いをして失敗しました。

2回目はフリッツ・ハーバーはユダヤ人だったのでユダヤ人のフリッツ・ハーバーが大学院を卒業した後、どこも雇ってくれなかったのです。

やる気になったんですけど自流を見誤って会社に大損させてしまい会社を追い出されてしまいました。

なので2回承継に失敗しています。

親族承継だったので息子に継がせたのであればある程度の我慢も必要だったのではと思うのですがかなりの被害だった為に失敗ということで追い出されてしまいました。

そんな人でも創業の方にパワーをかけて資産を築いたと思います。

第二次世界対戦の時にユダヤ人だったから迫害されて最後は国外で一生を得たんじゃないかと考えておりますが、このような偉大な人でも承継と相続の人生の選択を誤ったために遠回りをしているんだなと思いました。

今回は創業に向いている人・承継に向いている人をお話しさせてもらいました。

*告知*

前回もお話ししましたが告知としてメルマガ会員、有料コンテンツを増やしていきたいと思っております。

具体的にトランビさんやバトンズさんに出ている案件で融資をどうやって調達し、買える会社を買うのかを一つ一つ具体的にお話しをさせてもらいます。

そちらを見て個別に質問するのもいいですし仲介に入ってくださいと言うことがあれば弊社も仲介をさせてもらいますのでよろしくお願いします。

今後も深ぼった話題をどんどん取り上げていきたいと思っております。

今までは会社を買う人の立場でお話をさせてもらいましたが今後は会社を売る立場の人に向けた動画も配信していきます。

チャンネル登録もよろしくお願いします!

 

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